< 一覧に戻る

SAKE HUNDREDの考える「美味しさ」とは

SAKE HUNDREDが、絶対に守らなければならないこと。
それは「美味しいこと」です。

ブランドとしての価値や品質は、美味しさがあってこそ成り立ちます。どんなにブランディングやマーケティングが上手でも、美味しくない商品ではお客様に納得していただくことはできず、長続きしません。当たり前のことですね。

そんな美味しさについて、SAKE HUNDREDが常に目指しているのは「SAKE HUNDREDを口にしたすべての人が感動できる美味しさ」です。

例えば、日本酒に馴染みがない初心者にだけ気に入ってもらいたいのであれば、アルコール度数が低く、甘酸っぱくて飲みやすい商品をつくれば良いでしょう。しかし、そうしたお酒は飲み飽きしやすかったり、料理と合わせるには物足りなかったりするかもしれません。(もちろん、こうしたお酒を否定する意図はありません)

また日本酒に詳しい玄人からの評価を狙い、通好みの複雑な醸造方法を用いれば、専門的な視点で既存商品との違いを表現した商品をつくることもできるでしょう。ただそれは、ビギナーの方にとっては、近寄りがたいほどに難解なものになってしまいます。

初心者には飲みやすいけれど、プロフェッショナルには物足りない。玄人受けはするけれど、ビギナーにはよくわからない。それでは、SAKE HUNDREDの日本酒にはなりません。

お酒に慣れない方が飲んでも、日本酒のプロが飲んでも、思わず笑顔がこぼれる。味わいのわかりやすさと、奥深さを両立させることが、SAKE HUNDREDの目指す「美味しさ」なのです。

本当に美味しいものは、リテラシーの壁を乗り越えます。しかしそれは、針の穴に糸を通すような、難易度の高い仕事でもあります。

理想の味わいを追求するために、様々な日本酒のテイスティングと分析は欠かせません。日本のみならず、海外で造られた商品も含めて試飲を繰り返しています。どんな酒蔵が、どんな設備や技術で、どんなお酒を造っているのか。製造の背景から、日本酒度や酸度などのスペックまで事細かに確認し、味わいを確かめていきます。

地道なテイスティングによる分析・考察なくして、美味しさの追求は成り立ちません。こうしたインプットがあるからこそ、豊かな表現を創り出すことができるのです。

これからも日々の研鑽を怠らず、SAKE HUNDREDを飲んだすべてのお客様が笑顔になるような、素晴らしい日本酒を提供できるよう励んでいきます。

2023/04/19

SAKE HUNDRED
Founder
生駒龍史

このページをシェアする