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響花|KYOUKA
Harmonious Sake
¥34,100
コンセプト
ブレンドが生んだ、完成形のその先。
幾重にも重なるトロピカルでエレガントな香り。瑞々しい甘味、きめ細やかな酸味、上質な旨味とミネラル感を土台に、ミズナラ樽由来のスモーキーなニュアンスが加わった多層的で奥行きある味わい。本来交わることのない、完成された個性と個性のブレンドから生まれた『響花』は、日本酒の新境地を拓く1本です。
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重なり、響き合い、花ひらく。
異なる個性を持つふたつの日本酒が重なり、革新をもたらしました。音と音が触れ合い、増幅するように、日本酒同士が響き合うことで新たな味わいへと昇華しています。幾重にも広がる「ブレンド」の新世界をご体験ください。
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味わい
オリエンタルな香りと、ふたつの酸味の協奏。
外観は輝きのあるクリスタル。香りは洋ナシやびわのような穏やかなフルーツのトーンに、ハーブやスパイスのニュアンス、樽由来のスモーキーさが、奥ゆかしくも複雑に構成されており、オリエンタルな雰囲気を感じさせます。口当たりはなめらかで、瑞々しい酸と奥行きのある活発な酸がきめ細やかな質感をもって広がります。中盤からはほろ苦いミネラルのニュアンスと旨味によって骨格がつくられ、それらが酸味によって流れるように感じられます。そこに、ミズナラ樽のエッセンスである苦味が加わり、複雑で多層的な味わいがつくられます。『響花』の推奨温度は、トロピカルでエレガントな香りが引き出される、やや冷やした10〜12℃です。
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香り
第一印象は穏やかで、洋ナシ・びわのようなフルーツトーンに、ハーブやスパイスのニュアンス、空気を含ませると、杏仁豆腐のようなミルキーさと、樽由来のスモーキーでトースティな印象が重なります。
口当たり
口当たりはなめらかでシームレスな印象。瑞々しい酸と、奥行きのある活発な酸のふたつのタイプの酸味が、きめの細かい質感をもって口のなかに広がります。
余韻
シームレスな質感と、スムースな舌触り、そして樽熟成由来の心地よいスモーキーな苦味と、旨味を伴うミネラルが複雑味のあるフィニッシュを創ります。
ペアリング
金目鯛やホタテなど魚介類の旨味と、『響花』の上質な旨味やミネラル感が調和します。また豊かな酸味がキッシュやチーズパイなどまろやかな食感や味わいを支え、引き立てます。
製造
「ブレンド」が拓いた新境地
「完成された日本酒」を
用いた異例のブレンド
『響花』のベースとなったお酒はSAKE HUNDRED『天雨』と『思凛』。決して交わるはずのない完成された日本酒同士をブレンドすることで、新たな個性が生み出されました。それぞれの個性が完全に融合しながら、どちらのニュアンスも感じることができる。かつてない味わいの体験です。
1/100を追求して
導いたバランス
ブレンド比率は『天雨』が86%、『思凛』が14%です。さらに『思凛』においては、異なるふたつのヴィンテージをブレンドして用いています。最適なバランスを追求し、1/100単位で徹底的に比率を検証しました。これ以上、足すことも引くこともできない、完全なる中庸に辿り着いています。
隠されたエッセンス
としてのオーク香
『思凛』に含まれるミズナラ樽由来のオーク香は、『響花』の隠されたエッセンスとして作用しています。幾重にも感じられるエレガンスとなって、香り・味わいの唯一性を高めています。
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