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数多の酒蔵への訪問が、SAKE HUNDREDの礎を築いた

SAKE HUNDREDが提供する価値の土台にあるのは、高い品質です。嗜好品として口に入れるものですから、どんなに美しいラベルでも、どんなに有名な酒蔵が造っていても、美味しくなければ意味がありません。

ラグジュアリーブランドの代表であるHERMESやLOUIS VUITTONが世界中で愛されているのは、マーケティングやPRが上手いからではありません。絶対的な品質があるからこそ、現在の地位にあるのです。

SAKE HUNDREDの創業から1年が経った2019年。世界的な酒類コンクールである「IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)」のSAKE部門で『百光』が金賞を受賞しました。昨年は、ブランド全体で20以上の賞を獲得しています。

SAKE HUNDREDの品質が世界的な評価を得ている背景には、SAKE HUNDREDを創業する前、2011年から各地の酒蔵を訪問した経験があります。日本国内だけでなく、海外の酒蔵にも足を運び、日本酒の知見を深めてきました。

製造の規模・商品の特徴・醸造の哲学・働く方々の想い。造りも、人も、同じ酒蔵はひとつとしてありませんでした。さまざまな酒蔵の豊かな個性に触れた経験が、現在のSAKE HUNDREDの礎となっています。

特に、業界大手の酒蔵を訪問する機会をいただいたことは、私にとって大きな意味がありました。もしかしたら、大手酒蔵に対して、「安かろう悪かろう」のイメージを持っている方もいるかもしれません。

しかし、大手の酒蔵が造る日本酒の品質は、本当に素晴らしい。そして、その美味しい日本酒を安定して大量に生産し、日本全国どこで買っても同じ美味しさを提供している。また、ラインナップの幅が広く、お客様のさまざまなニーズに応えている。ひとつの企業として、心から尊敬します。

もちろん、小さい規模の酒蔵にも、それぞれの個性があります。こうした酒蔵はお客様との距離が近く、蔵元や杜氏の方々と直接お話しできることが、お客様にとって素晴らしい体験になっています。

酒蔵を訪れれば、仕込みに使っている水をいただいたり、地元の食材や料理を口にしたりといった機会もあります。酒蔵を囲む土地の魅力に触れることで、その日本酒における個性の必然性を感じられます。新潟には新潟の、京都には京都の、サンフランシスコにはサンフランシスコの個性があり、そこで造られたお酒にもまた、それぞれの個性があります。

こうして、各地の酒蔵に多くを教えていただき、醸造技術や設備といった専門的な知識とともに、日本酒の魅力や可能性を深く学んでいきました。

だからこそ、SAKE HUNDREDは、とりわけその品質において、世界から高い評価をいただいているのです。そしてこれからも、お客様により喜んでいただけるよう、さらに高い品質を追求し続けていきます。

2023/03/06

SAKE HUNDRED
Founder
生駒龍史

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