《IWC2024審査結果発表》 『百光 別誂』『現外』ゴールドメダル獲得
“世界で最も大きな影響力をもつ品評会”ともいわれ、日本国外で最大規模の日本酒審査会である「IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ) 2024」SAKE部門の審査結果が6月6日(木)に発表され、SAKE HUNDREDの『百光 別誂』『現外』がゴールドメダルを受賞しました。『百光 別誂』は、昨年に続き2年連続の受賞となります。
さらに本年度は、SAKE HUNDREDの8商品すべてが入賞となりました。『百光』『思凛』『天彩』がシルバーメダル、『礼比』がブロンズメダル、『深星』『白奏』が大会推奨酒を獲得しています。
純米大吟醸酒の部 ゴールドメダル
百光 別誂|BYAKKO BESPOKE
『百光 別誂』は、SAKE HUNDREDフラッグシップシリーズの商品。精米歩合は18%で、 原料米に“酒米の王様”とも呼ばれる「山田錦」を使用。甘味・旨味・酸味の新たなバランスを追求した一本です。
◆審査員コメント
「果実味のある豊かでジューシーなテクスチャー。まろやかな甘味と、洋ナシ、ベリー、メロンの香りを感じさせる複雑性を持つ。バニラやスパイスを感じさせる長い余韻」
Fruit driven with a juicy texture. Complex with a mild sweetness and notes of pear, berries and melon. Long finish with vanilla and spices.
※ Clearにて翻訳、英語は審査員コメント原文
熟成酒の部 ゴールドメダル
現外|GENGAI
日本酒におけるヴィンテージの価値を体現する『現外』は、阪神・淡路大震災を乗り越えたという出自や、20年を超える長い時間がもたらした味わいの変化など、いくつもの“奇跡”が重なり生まれた特別な熟成日本酒です。
◆審査員コメント
「酸味のバランスが良く、ブラックチョコレート、ジビエ、プラム、キャラメリゼしたヘーゼルナッツ、ドライイチジクを感じさせる生き生きとしたスタイル。複雑で繊細なテクスチャーとドライな余韻」
Lively style with a well balanced acidity, black chocolate, gamy, plums, caramelised hazelnuts and dried figs. Complex with delicate texture and dry finish.
※ Clearにて翻訳、英語は審査員コメント原文
「IWC」について
IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)は1984年に設立された世界最大規模のワイン品評会です。2007年にSAKE部門が誕生して以来、SAKE部門の受賞酒は国内外で注目され、IWCは日本酒の海外進出における重要なイベントとして、その価値を高めてきました。
2024年のSAKE部門には、1,504もの銘柄がエントリーされています。
IWC2024では、「純米酒」「純米吟醸酒」「純米大吟醸酒」「本醸造酒」「吟醸酒」「大吟醸酒」「古酒」「熟成酒」「普通酒」「スパークリング」という10のカテゴリーごとにブラインドテイスティングで審査されました。審査会は毎年ロンドンで行われており、今年は17か国から総勢65名の審査員が参加しました。
審査結果に応じて与えられる評価は「ゴールドメダル」「シルバーメダル」「ブロンズメダル」「大会推奨酒」の4つ。さらに、ゴールドメダルを獲得した出品酒の中で特に優れたものに「トロフィー」の栄誉が与えられ、その「トロフィー」を獲得した中のひとつに、SAKE部門の最高賞として「チャンピオン・サケ」の称号が授けられます。
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