< 一覧に戻る

海外市場、参入するならまさに“今”

新年のご挨拶が遅れましたが、2025年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、本年は海外展開を本格化させる年と位置づけ、全力で取り組んでいきたいと考えています。さっそく2月にタイ、3月に台湾とオーストラリアへと足を運ぶことが決まり、現地でどのような出会いや発見があるのか、今から胸が高まります。

ところで、日本酒の海外市場はいま、どのような状況なのでしょう。
日本酒の海外市場は順調に成長を続けており、2024年は輸出量・金額ともに2023年を上回る結果となりました。しかし一方で、「すでに市場が飽和しており競争が激化している」「新規参入の余地は少ない」といった声も耳にします。10年前はまだまだブルーオーシャンだったが、今は厳しい——と。

しかし、本当にそうでしょうか。
輸出金額は2013年以降、成長基調にあり、「昔はもっとやりやすかった」という声はその頃から耳にしていました。しかしこの10年間、輸出は右肩上がりの成長を続けています。もしかすると「昔の方が良かった」と感じるのは世の常かもしれません。30年後に今を振り返れば、きっと「2025年の方がやりやすかった」と感じることでしょう。そう考えれば、最もやりやすいのは、まさに“今”ということになります。

一部地域において、日系スーパーやレストランで日本酒同士の競争が起きているのは事実ですが、それは限定的な市場に過ぎません。現在の輸出規模は約400億円ですから、世界の高級酒市場が10兆円以上あることを考えれば、日本酒が海外で成長する余地は、まだまだ大いにあると考えられます。

そのような状況ですから、海外に打って出るベストな時期は“今”ということになります。
いつだって“今日”こそが新たなスタートを切る最良のタイミング。2025年のSAKE HUNDREDは、海外への展開を“今”から加速させていきます。皆様があっと驚くような挑戦に、ぜひご期待ください。本年もどうぞよろしくお願いいたします。


2025/01/28

SAKE HUNDRED
Founder
生駒龍史

このページをシェアする