思凛 with 深林の香り木
楽しみ方
瑞々しい酸味と透明感が調和する精米歩合18%の日本酒を、ジャパニーズオーク(ミズナラ)の樽に数日間のみ貯蔵。これにより、上質な吟醸香にオーク香を溶け込ませ、新たな日本酒の味わいの扉を開いた『思凛 | SHIRIN』。
この体験をいっそう深く、豊かにするオリジナルギフトが「深林の香り木」です。
「深林の香り木」とは
「深林の香り木(かおりぎ)」は、実際の熟成樽に使われる北海道産ミズナラ材から作られたスティックです。樽の側板に使われる良質な木材をそのまま使用し、実際のトースティング(焼き)を再現する事で、樽の内面の焼き・香り・熟成を表現しました。
「深林の香り木」の楽しみ方
1. 『思凛』を味わう
「深林の香り木」をご使用いただく前に、まずは『思凛』本来の上質な味わいをお楽しみください。
幾重にも構成されたアロマと、なめらかできめ細かい質感、そして樽のニュアンス。それぞれの要素が調和した、エレガントな味わいをご堪能いただけます。SAKE HUNDREDでは、日本酒の香りからお楽しみいただくために、ワイングラスの使用を推奨しています。
2. 「深林の香り木」をグラスに入れる
「深林の香り木」を、そっとグラスに入れて約1分お待ちください。ミズナラの香りが徐々に『思凛』に溶け込み、お酒そのものもうっすらと色づいていきます。
香りの第一印象は、樽由来の丁子やバニラ、香木のエッセンス。その奥には、青リンゴや巨峰を思わせる果実のニュアンスと、ヨーグルトなどのクリーミーなニュアンスが感じられます。口に含むと、力強さもありながら、なめらかな質感とスムースな舌触り。序盤から続く樽の心地よい苦み、旨味を伴うミネラルが複雑味のある味わいをつくります。
フィニッシュにかけて、香ばしいビターアーモンドのような、エレガントで上品な香りが持続し、伸びのある酸味が全体のバランスを整え、通常の『思凛』よりもさらに奥深い香り・味わいをお楽しみいただけます。
3. 好みの香り・味わいを探す
「深林の香り木」は、浸す時間を少し長くするだけで、樽のニュアンスがより豊かになります。推奨の飲用温度は、エレガントな味わいが際立つよく冷えた5〜10℃です。やや温度を上げると、オークの香りがよりはっきりと感じられます。時間や温度を調整し、お好みの香りや味わいを見つけてみてください。一緒に飲まれる方と、味わいの違いを比べてお楽しみいただくのもおすすめです。
※「深林の香り木」は2分以上浸すと、繊細な味わいのバランスが崩れることがございますので、ご注意ください。
料理とのペアリング
「深林の香り木」を浸け、さらに樽のニュアンスを強めることで、より複雑な味わいや主張の強い食材など、合わせられる料理の幅が広がります。「深林の香り木」を浸けて、樽の香りが増幅した『思凛』には、程よくサシの入った和牛に、塩漬けの生胡椒のアクセントがベストマッチ。
『思凛』の端正な旨味とスモーキーなニュアンスが、塩漬け生胡椒の塩味・辛味によってそれぞれ増幅・同調を繰り返し、立体的な味わいをつくりあげます。そこに牛肉の甘く香ばしい脂が交わり、甘味と旨味が豊かに引き立ってゆきます。フィニッシュにかけては、『思凛』本来の酸味と「深林の香り木」によってもたらされた上質な渋みが、複雑な味わいをまとめ、優しい余韻を生み出します。
そのほか、風味豊かなマッシュルームなどのきのこ、アスパラガスなど上質な苦味のあるフレッシュな野菜とも好相性です。豊かな香りと味わいのペアリングをお楽しみください。
ご使用上の注意
- 使用後は必ず水洗いし、十分に乾燥させてください。
- 繰り返し使用することで香りは弱まります。
- 香りの度合いには個体差がある場合がございます。
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